英語塾に行かずに自宅学習で小学生が英検4級に合格するまでをまとめてみました。

英検4級を受験するきっかけ

2018年6月から自宅にて僕が小学5年生の子供に英語を教えています。僕は小学校低学年での英語教育には否定的です。実際に就学前に英会話スクールに通ってましたが何の成果も効果もなかったと感じています。

両親のどちらかが英語を使う、インターナショナルスクールに通う等の環境に無い限り、母国語である日本語の基礎もおぼつかない状態で、第二外国語を学んでも効果が無いというよりも、母国語学習の妨げになるのではと考えているからです。

とはいえ、小学校でも正式に英語授業が始まり、妻から英語を教えてはどうかとの提案があり、僕が英語を教えることになりました。英検自体には否定的な考えでしたが、学習の到達点を計測する方法が他には見つけにくい、中学受験にも役に立つということで、英検4級に合格させることが僕のミッションとなりました。

▶️僕のプロフィール、英語学習歴、海外経験など

ゴールを設定する

直近の英検4級合格をゴールとして学習方針を考えました。試験まではこの時点で4ヶ月

アルファベット(ローマ字)をマスターしている。英会話スクールで週に1回会話を勉強し、学校で学ぶ簡単な会話には慣れているが英語の文法の知識はゼロ、という状態で学習を始めました。

4ヶ月で効率的に学習して英検4級合格って、かなり大変な任務でした。

基礎的な文法学習を始める

まず、基礎的な文法と単語の理解が必要と考え、書店で様々なテキストを探した結果、「中学 英語を もう一度ひとつひとつわかりやすく。」を一冊だけ使うことにしました。

平日1時間程度、休日・夏休みは2時間程度集中して、基礎的な文法を教えました。英検4級の範囲外と思われる関係代名詞や完了形などを除き、3ヶ月程度でテキストを使い、教えました。youtubeにて授業が公開されているのもこのテキストを使った理由の一つです。

この時期がかなりキツかったようです。中学3年生の一学期くらいまでの文法を詰め込み、インプットが終わり、英検4級に向けた学習を始めたのは本番試験の一ヶ月ほど前でした。

僕自身海外に4年ほど赴任し、英語を実務で使っているので、英語の語順や主語や動詞などの関係が重要であることが、体感的に理解しているので、文法はわかりやすく説明できたのかもしれません。

テキストを選ぶ際に重要なことは、それを使って学習者が独習でき、わかりやすい説明で、なるべくコンパクトにまとまった薄いテキストであると考えています。

厚く詳しいテキストを使うと長続きしないということは僕を含めてあなたも経験済みですよね。

英検4級過去問題集

アウトプットは「2018年度版 英検4級 過去6回全問題集」1冊だけを使います。

英検の実施団体が旺文社の関連団体のはずですから英検のテキスト・問題集は旺文社が発行したものを使うようにしています。

英検4級の問題について

英検4級の問題はこのような感じです。
Readingなど
問題1番(15問) 語彙・語法・文法
問題2番(05問) 会話文
問題3番(05問) 英作文
問題4番(3題10問) 長文 
Listening
問題1番(10問) 
問題2番(10問) 
問題3番(10問) 

▶️英検公式HPで公開されている英検4級の過去の問題

合格・不合格の基準にはCSEスコアに換算されますが、全部で65問です。全65問中の6割、39点以上が合格ラインと言われていますが、41点以上で確実だと思います。
▶️ 【英検一次試験】合格点と時間配分を公開!2018年度最新版!(準1級・2級・準2級・3級・4級・5級)

問題1番

問題1番(15問)を6年分90問をやってみる。わからない単語に赤ペンで印をつけて、間違えた問題にチェックする。

2回目は1回目に間違えた問題だけ1回目と同じ方法でやる。3回目も同じ方法で。間違えた問題がなくなるまで繰り返すと、飛躍的に単語力が増えます。正解するというよりも、間違えた問題を特定し、わからないところをなくすという感じで問題集を使います。

問題4番

それから問題4番の長文問題に進みます。これも6年分(18題60問)を回答してみます。まず、設問を先に読ませて何を質問しているか理解して、本文に移行します。設問でのキーワードを本文で線をつけ、設問に戻り回答します。

間違えた理由を考え、わからない単語にチェックをつけ紙の辞書で意味を確認します。単語帳はめんどくさいから作りません。和文英訳は意味がないのでやりません。

問題2番・問題3番

本番試験まで
時間が足りなかったので問題2番・問題3番は傾向を調べる感じで過去3年分くらい。問題1番と同じ方法で繰り返しました。

リスニング

リスニングは試験と同じ状況で問題を解いてみます。問題を解いた後は解答ページの英文テキストを見ながら聞き取ります。と言った作業を続けるだけでかなりの実力がつくはずです。

初回は聞けなくても、テキストを見ながら聞いて、文字と音声がつながる英語のストックを増やしていきます。英検4級ではリスニングが一番点数が取りやすい方が多く、投入した時間以上の効果があると思います。

英検5級について

英検4級のテキストや問題集が難しいようであれば、英検5級のテキストを使っての学習も良いのかもしれませんが、受験は英検4級からでも良いと思います。現状では英検5級は持っていても役に立つ機会がありませんから。

単語学習について

英検4級は記述式の英作文問題がありません。単に英検に合格するには英語の綴りを正しく書くことは要求されません。

色々な考えがあるとは思いますが、僕は英検4級の受験時は英単語の書き取り等は子供にさせませんでした。英単語の書き取りが始まった段階で、楽しいはずの英語学習が苦行になってしまうからです。

英検3級の学習が始まった時は英単語が全く書けませんでしたが、英検3級対策の作文を学ぶ過程で、英単語を書けることが楽しくなったようです。積極的に自分からスペルを学ぼうという意識が生まれてきました。

小学校でローマ字を習うのですが、英語のスペルや発音がなかなか習得できないのは、ローマ字と英語の区別が学習過程でつかないまま、英語学習をスタートするからなのではと僕は考えています。

英検4級合格までの学習のまとめ

・基礎的な文法を「中学 英語を もう一度ひとつひとつわかりやすく。」で学ぶ

・試験対策は「2018年度版 英検4級 過去6回全問題集」のみを使う。

・わからない単語は紙の辞書を使って調べる。

・わかる問題を増やすのではなくわからない問題をなくすような学習をする。

これだけで、アルファベットがやっと書ける状況から4ヶ月で英検4級に合格しました。