ここまで、読まれた方は、海外に留学しなくても、語学学校に行かなくても、TOEIC対策を独学ですることは十分可能と言うことがわかっていただいたと思います。

TOEICで点数をとるために、必要とされる英語力はリスニング・読解・語彙・文法の4つだけであり、日本国内でも一人で充分に勉強ができるからです。

みなさんの周りには、留学やワーキングホリデーなどを終えて、海外から帰国しても、TOEICの点数が伸び悩んでいる方が少なくはないと思います。特に、ワーキングホリデーに行って、日本人が多いところで、日本人と暮らした方は、英語が苦手な方多いですよね。たぶん、留学前に、リスニング・読解・語彙・文法、といった学習をしないで留学している方に多い傾向だと思われます。ワーキングホリデーは、文字通り、ホリデーに、なってしまいます。

実際に、海外に住むとわかるんですけど、買い物や食事なども、簡単な定型文さえ覚えれば、生活できるんです。しかも、周りは日本人だらけで、英語を使う機会はとっても少ないのです。

コンビニで買い物をすることを思い出して下さい。品物を出して、レジで金額を確認して、お金を出すだけです。会話なんて必要ありません。せいぜい、レジ袋(plastic bag)を下さい、と言うくらいではありませんか?特に、文法をサボってしまうと、なかなか英語力が、身につかないようです。周りの方を思い浮かべて下さい。

話はそれてしまいましたが、それでは、具体的にどうやって勉強するかについてお話します。

すべての試験・テストに共通している勉強のゴールは、テキストの基礎的な学力を身につけて、過去問(=過去に出題された問題)がしっかりと解けるようになることです。つまり、テキストの理解と過去問での問題演習でがポイントです。大学受験でも、英検でも、簿記検定でも、すべての試験に共通します。

TOEICの場合では、リスニング・リーディング・語彙・文法と言った基礎英語をテキストでしっかり学びます。それから、問題演習でTOEIC対策とリーディングの強化をします。

たとえば、日本国内で最高峰の資格試験である司法試験でも、教科書(=予備校のテキスト)の復習と過去問が解けるようになることが重要だそうです。僕自身は、司法試験を受験していないのですが、テレビで有名な弁護士はこのようなことを書いてます。

やはり、基礎事項のマスター(予備校のテキスト)と過去問の征服が重要なわけです。その弁護士(石丸幸人氏)の著書によれば、具体的には、これだけの学習が、司法試験合格のゴールになるそうです。

1)予備校の教科書を全科目暗記すること
2)昭和30年代からの過去の問題1000問をすべて解けるようにすること。
3)六法全書の条文をほぼすべて暗記すること

石丸幸人氏 「成功は一冊のファイルで手に入れる」 155ページ)

TOEICの場合も、司法試験や他の試験と同じように、過去の問題をできるようにすることが大変重要なのです。 TOEICの場合は、過去問が公開されていないので、TOEIC運営団体が出版する「TOEICテスト新公式問題集」が過去問の代わりになります。

実際に「TOEICテスト新公式問題集」を解いてみて、問題なく解けるレベルの方は、何度も何度も繰り返し解いてみることがTOEIC対策としては最高の勉強法です。中には、「TOEICテスト新公式問題集」だけで、900点を超える方もいるくらいです。

「TOEICテスト新公式問題集」が難しく感じる方は、基礎的な英語力をつけることが、「TOEICテスト新公式問題集」をはじめる前に必要です。

そのために、このマニュアルでは、問題演習を始める前に、テキストを使って基礎的な英語力をアップさせます。

ここでも、繰り返しますが、基礎的な英語力とは、リスニング・読解・語彙・文法・リーディングです。まずは、テキストで、英語の基礎力をつけてから、「TOEICテスト新公式問題集」をはじめても決して遠回りではありません。

僕は、独学でTOEIC945点を取っていますが、TOEIC用の勉強は、大学受験の知識の復習とリスニング対策をしただけです。予備校時代に、徹底的に文法と英文解釈を鍛えたことが役立っています。

大学受験では、リーディング・語彙・文法が主に問われますよね。英語の基礎なんです。まず、英語の基礎力をつけることが、いちばん効率的で、効果的な、TOEIC学習法なのです。

まとめ

■ 試験に合格する勉強法とは、基礎学力を身につけ、過去問が回答できるようにすることである。TOEICでは、「TOEICテスト新公式問題集」を過去問として使う。

■ 基礎的なテキストを一冊完璧に繰り返して、「TOEICテスト新公式問題集」と進むのが、初心者の方のための、TOEIC勉強法のポイントです。

→ あなたがリスニングを聞き取れない理由はたったひとつです。

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