リスニング学習のゴール

当たり前のことなのですが、TOEICでの、リスニングのゴールは、TOEICの英語が聞け、話の内容が理解できて問題で正解を得ることです。野口悠紀夫氏の「超英語法」によれば、TOEICのリスニング問題のスピードは、1分間あたり140語前後だそうです。

参考までに、政治家の演説は1分間あたり120語から140語前後、テレビのニュースは1分間あたり140語から160語前後です。(出典:野口悠紀夫氏の「超英語法」、79ページ)

ちなみに、同書によれば、一般的なアメリカ人の会話のスピードは、1分間あたり180語前後と、TOEICのリスニング問題に比べるとかなり早いです。野口悠紀夫氏のプロフィール等については、wikipediaをご参照ください。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E5%8F%A3%E6%82%A0%E7%B4%80%E9%9B%84

TOEICのリスニング問題は、政治家の演説より早く、テレビのニュース番組よりは、少し遅いと言った感じです。実は、日常会話と較べると、かなり、ゆっくりなんです。映画やテレビのドラマの英語に慣れている方ならば、TOEICのリスニング問題のスピードは、ゆっくりと感じる方が多いのもうなずけます。

リスニングの勉強のゴールは、1分間あたり140語前後の英語を聞いて理解できるようにする、そして問題に答えられることです。TOEICだけを考えれば、これ以上は不要です。

テレビのドラマや映画のDVDを使って、リスニングの勉強をすることは、とっても効果があるのは事実です。TOEICレベルよりも、速いスピードの英語ですし、最近では、ほとんどのDVD(以下、映画のDVDを単にDVDと書きます。)には英語の字幕がついているので、聞き取れているかを確認することもできます。

このマニュアルでは、DVDによるリスニング対策をは推奨はしません。リスニングだけを考えると、DVDでリスニングを学ぶことは効果があるのは事実です。かりに、TOEICで試される内容が日常会話の聞き取りだけでしたら、DVDは最高の教材かもしれません。

実際には、リスニング以外にも、文法やビジネス用語などの語彙などがTOEICでは出題されるので、文法や語彙等の対策が必要になります。 DVDを使った学習では、テキストを一冊だけを使用するこのマニュアルの勉強よりも負担が大きくなります。そのため、このマニュアルではDVDを中心としたTOEIC対策は推奨しません。

このマニュアルでの、リスニングの学習法は、とってもシンプルです。あまりにも単純な方法なので、驚く人が多いかもしれません。CD付きのテキストを、一冊だけ決めて、そのテキストに出てくる、文章をすべて聞き取れて、意味が理解できるようにします。それだけです。

TOEICレベルの早さ(1分間140語程度)の英文をネィティブスピーカーが読んだCD教材がついているテキストで文法も出来るだけ説明しているテキストを選びます。そのようなテキストで学べば、リスニングの勉強をしながら、語彙も増え、文法の知識も確実になります。多くの方にとって、今までの学習に比べて勉強量も少なくてすみません。

今まで、文法・リスニング・語彙のすべてのパートを別々な教材・テキストで学習してきたので、大きな負担であったわけです。4冊のテキストを1回やるよりも、1冊のテキストを4回しっかりと学習した方が、記憶の定着率は高いのです。

テキストを別途使わなければならないので、映画・ドラマのDVDを使った学習も最終的な負担が大きくなるのです。

色々な考えがあるかもしれませんが、TOEICの対策も含めて語学の勉強は、最終的には多くの文章を耳から覚えることです。そして、それを自分の口で再現できることです。(TOEICでは、再現する能力は不要です。)赤ちゃんが、言葉を覚えていくプロセスと全く同じです。

TOEIC対策でも、テクニックうんぬんの前に、基礎的な英語力、つまりリスニング・語彙・文法・リーディングを身につける必要があります。もちろんそれは、理解して暗記することですので、出来るだけ負担が軽い方が良いわけです。

まとめ
 リスニングのゴールは、1分間に140語程度の英語が聞き取れることです。

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リスニングが出来るには、単語も聞き取れなくてはならないので、リスニングがマスターできれば、語彙力もアップできる。

→ 信じない方が多いので、英語学習ではテキストが一冊で十分な理由について説明します。

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