語源で単語を覚える

ボキャブラリー(英単語)を覚えるのに苦労するのは、日本人だけではありません。英語を母国語とするアメリカ人やイギリス人にとってもボキャブラリー(英単語)を増やすことは難しいことなのです。

マインド・マップの創始者であるトニー・ブザン氏の「Speed Reading」という速読に関する本を読んでいて、ネィティブにとっても、ボキャブラリー(英単語)を構築することが大変だと言うことを知りました。

当たり前と言えば、当たり前ですよね。

われわれ日本人だって、小学校の国語の時間に、授業が始まる前に、わからない単語の意味を辞典で調べる「意味調べ」をやっていますし、漢字の書き取りにも相当の時間をかけています。母国語だって、自然に覚えているわけではないのです。

ボキャブラリー(英単語)を増やす方法として、トニー・ブザン氏は、語源を使った方法を推奨しています。これ、本当に簡単で役に立つんです。

接頭辞(prefix)とは単語の一番最初に出てくるinとかpreとか、接尾辞(suffix)とは単語の末尾に出てくる-ableや-itionとか、語根(root)はその通りもともとの意味を言います。

ここでも、たくさん、単語を覚えることが出来ます。prefixのpreは「前」・「先」を表す接頭辞(prefix)です。pre-pare(=arrange)・で、前もってアレンジする=準備です。

こんな感じで、どんどん単語を増やして行くのが、接頭辞(prefix)・接尾辞(suffix)・語根(root)(以下、3つをあわせて「語源」と言います)を使った単語学習なのです。

接頭辞等の用語はどうでも良いのですが、英単語を細かく分けて、それぞれの意味を分析して、単語を覚えやすくしようということです。

漢字で言えば、つくりや部首の意味をあらかじめ知っていたら、何となく意味もわかるし、覚える時もカンタンに出来ますよね。一本では「木」、二本では「林」、三本では「森」という感じで覚えるとすいすい漢字が覚えられますよね。「木」という漢字も、もともとは木の形から来ていると言うことをあわせて覚えると完璧ですね。

外国人に英語で漢字を説明する時にも、この方法は使えますよね。こういったことを踏まえて、英単語をどんどん増やすことが出来ます。

それでは、語源を使ったテクニックをお話しします。あなたは、MITという大学をご存知ですか?マサチューセッツ工科大学、Massachusetts Institute of Technologyです。別に、室蘭工業大学でも結構です。

注目するのは、instituteという単語です。多くの方が名前を知っているけど、意味はわからないって言う単語を確認することはボキャブラリーを増やすにはおすすめです。

instituteには、in(上に)+stit (立てる)の2つの語根から成り立っていることがわかります。

次に、英英辞典で意味を調べます。ロングマンの英英辞典では、こんな定義があります。英英辞典が慣れていない方は英和辞典でオッケーです。

an organization that has a particular purpose such as scientific or educational work, or the building where this organization is based

instituteは、簡単に言えば、理科系の教育機関です。

ロングマンの英英辞典を使うのは、単語の意味が2,000語程度に限定しているので、初心者に優しいからです。

英英辞典を使って難しいと感じる方は、英和辞典でも良いのですが、無理して使う必要はありませんが、英英辞典を使った方が英語力はアップします。

inには、あなたが知っているとおり、「上」・「中」・「内」と言う意味があります。関連する単語を揚げますね。

語源を身につけるコツは、単語を分析した後で、あわせて自分が知っている単語と関連付けるとことです。

たとえば、instituteのinならば、誰でも知っているinsideやindoorのinと関連付けることです。

次は、stituteです。stituteには、stit (立てる)をふくみ、stitutには建物の意味があります。stitutが含まれる単語を書きますね。

substituteは、 sub=under/in place of、(代わりに立っている)代用のと言う意味です。

僕がおすすめする方法は、関連語彙も語源に分析し、辞典を使って意味を確認することです。時間がなければ、最低限意味だけは辞典で確認して下さい。たったこれだけのことを続けるだけで、ボキャブラリーは芋づる式に増えます。

要するに、単語は語源に分析し、関連する英単語を辞典を使って、調べていくと言うことです。

おすすめの語源辞典

英単語はこう覚える
辞典がわりというよりは、読み物として読む使い方がおすすめです。

辞典としては、「英単語記憶辞典」が、比較的使いやすいです。

まとめ 

■ テキストに出てくるわからない英単語を、ひとつ、ひとつ、辞書を使って、わからない単語がなくなるまで、根気よく調べる。

■ 最初は、英語→日本語という感じで、日本語に直しても良いが、最終的には、単語を見ただけで、英語の意味がイメージで理解できるように、テキストを繰り返し、例文を覚える。

■ 使ってストレスがなければ、英英辞典はおすすめです。

■ 語源を使って覚えると、単語は芋ずる式に覚えられる。

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