英文法のマスターは簡単です。

次は、英文法の対策についてです。英文法は苦手な方と得意な方が、はっきり分かれます。英文法のゴールは、TOEICのパート5とパート6で、あなたの目標とする点数が取れることです。

大学受験勉強を経験されて、受験時代の英語の偏差値が60以上であった方は、TOEIC730点対策では、特に、英文法の勉強をする必要はありません。さらっと、テキストを読んでいただければ、それで充分です。いきなり、TOEICのパート5と6の問題に挑戦しても大丈夫です。

それ以外の方は、どうしても、英文法の知識はTOEIC730点達成に必要となります。基礎的なことを中心に学ぶことになります。すでにTOEICの問題を見たことがある方ならばご存じの通り、TOEICの文法問題は基本的な問題が多くを占めます。

パート5の問題では、問題文をすべて読まなくても回答できる設問も多いですが、それは品詞(名詞・形容詞・副詞)の違いが理解できることが前提となります。

早稲田や慶應義塾などの難関大学の受験に必要なレベルの高度な英文法の知識はいりませんが、一通りの基礎的な文法知識があれば、比較的簡単に点数が取れます。また、品詞の知識や時制の知識がなければ、文法用語が書かれた問題集の解答・解説が理解できません。解答・解説が理解できなくては、間違えた問題がなぜ間違えているかが理解できないために、問題集をやる意味がありません。

問題集を使う最大の目的はは、問題演習を通じて、わからない点を少しでもなくすることです。問題集を活用するには、品詞や時制などの知識は必要です。

ALL IN ONE」では、例文のほぼすべてに、英文法の解説がありますので、テキストをじっくりと読み、例文を覚えることにより自然と英文法の知識が身につきます。

つまり、テキストの例文を覚えながら、英文法の基礎を理解した上で、問題演習をして、理解が不足している点を問題集の解答・解説で補強しながら、英文法の実力をつけていきます。

問題集は基本的には、どの問題集を使っても効果は同じです。ポイントは、どの問題集を使うかではなく、リスニングなどと同じように、一冊の問題集をどれだけ繰り返して知識を定着できるかが重要です。実際に本屋さんで見てみると、TOEIC対策問題集だけでも選びきれないほど多くの問題集がありますので、このマニュアルでは、一冊(1種類)だけ推薦します。

TOEICの運営団体であるTOEIC運営委員会(財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会)が、発行する「TOEICテスト新公式問題集」をおすすめします。

TOEICテスト新公式問題集は、運営団体から発行されていますので、常識的に考えても過去に出題されたか・これから出題される可能性が高い問題・類題が掲載されています。現在まで、5冊プラス新形式1冊発行されていますが、一冊だけ購入する場合には、最新版の「TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編」がおすすめです。

文法に関しては、テキストを読んで、基礎を理解して、それから、「TOEICテスト新公式問題集」で問題演習を重ねるのが、いちばんおすすめの勉強法です。実際に、これ以上に効率的な学習法は無いと思います。
「TOEICテスト新公式問題集」は、解答・解説がかなり簡潔なので、少しわかりにくい場合には、参照用として、大学受験用の英文法参考書で、不明な箇所を確認することで、知識を確実にして下さい。

おすすめは、桐原書店から出ている、「総合英語Forest」です。editionは古くても大丈夫です。これは、あくまでも疑問点を解決したりするなどの参照用に使って下さい。始めから、読もうとすると、600ページ以上ありますので、通読するだけでも、かなりの時間が必要になります。

1日に20ページ読んだとしても、1ヶ月以上はかかります。通読は止めて、自分の疑問点を解決したり、興味がある分野だけ、読むと言った、読み方をして下さい。文法書を1日20ページも読むことは至難の業です。難しいことに手を出すことは、挫折の原因になりますので、通読はお勧めしていません。

まとめ 
■ テキストに書かれた基本的な英文法をマスターし、問題演習で実力を確認する。

■ 問題集の解答・解説を読んでも理解できなかった疑問点は、大学受験用などの参考書で確認をする。

→ サクッと後戻りしない、誰でも、早く読めるリーディング訓練法

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