TOEIC対策問題集の使い方

具体的な問題集の使い方について、説明する前に、心構えについてお話します。これは、TOEICに限らず、すべての勉強に使える考え方です。ポイントは5つです。これを知って、問題集にチャレンジすると、リラックスして勉強することができます。

(1)わからない点が見つかったら、ラッキーだ!と思う。

(2)問題集で満点とるよりも、本試験で合格点をとることが重要

(3)はじめから、回答や解説を読んでも、大丈夫

(4)最終的には、問題集もテキストになる。

(5)間違った問題は記録する。(問題集に書き込む・間違いノート)

テキストが終わり、問題集を始めると落ち込みます。模擬試験なんかも、同じです。それは、できない問題・間違った問題・わからない問題があまりにも、多いからです。ここで、落ち込む必要は全然ありません。安心してください。問題集を使う目的は、TOEICの本試験までに、試験に出やすいところで、わからないことを見つけ、それをできるだけ少なくすることです。

現在の実力は、合格や点数には関係がありません。模擬試験も同じです。できた、できない、予想得点などに、一喜一憂する時間があれば、問題集を繰り返し復習してください。

健康診断とかと同じです。健康診断の目的は体の中の問題点を見つけることです。なければ、安心。悪いところがあれば、悩むよりも、医者に通院したり、直すための努力をすることです。試験当日までに、本試験で、点数が取れる実力がつけば良いのです。問題集を一回やってみて、わからなければ、解答・解説をすぐに読んでも、大丈夫です。(僕は、そうしています。)

問題集を使う最大の理由は、わからないところを、ひとつずつ無くすことです。

TOEIC新公式問題集に全く歯が立たない場合には、基礎的なテキストを終わらせる方が、得点アップにつながるとは思いますが、「ALL IN ONE」を、すでに学習されているあなたは大丈夫です。

問題ができなかった場合には、なぜ、その選択肢が正解なのかを、まず、第一に理解できるようにします。解答・解説をしっかり読んで、同じ間違いをしないようにすることが、得点アップにつながる勉強法です。

次は、不正解な選択肢の不正解である理由をしっかりと考えます。解説を読んでわからなければ、自分でわかるまで調べます。それでも、わからなければ、わかる人に質問します。ポイントは、わからないことはわからないままにしないことです。

わからない点をはっきりさせるという点で、質問を考えること自体も本当に重要なんです。

これからは、TOEICテスト新公式問題集の具体的な使い方について説明します。リスニングパートの部分は、「ALL IN ONE」をすべて覚えている方は、かなりの実力が付いています。そういった方は、実際に問題を解いて実力を確認します。

1回目は、実際の試験と同じ時間で、「TOEICテスト新公式問題集」のすべてのパートを回答します。2回目以降は、一回あたり2時間のまとまった時間を確保するのは大変ですから、それぞれのパート別に問題集を、やった方が効率的に学習することができます。

リーディング問題を解く時には、時間配分を忘れないようにします。慣れてきましたら、パート5とパート6で、20分、パート7で55分といった時間配分を守ります。パート5とパート6については、知識がないと解けない問題がありますが、パート7は単語等が多少わからなくても回答できますので、しっかり時間を取ります。

TOEICテスト新公式問題集は、サイズが大きくかさばり、外に持ち出して問題集を使う時には不便なので、回答の部分をコピーして、各パートごとに分類して使うと便利です。

たとえば、TOEIC新公式問題集は6冊発売されていますが、パート5ならば、40問×2回分×6冊で、480問になります。TOEIC730点を目指すならば、最低でもOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編の1冊、できればVOL5とOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編の2冊くらいで十分だと思いますが、余裕がある方はすべてやると実力が確実につきます。

コピーをするのは、別冊「解答・解説編」です。問題集本文をコピーしてしまうと、さらに解答・解説部分もコピーする必要があり不便です。また、解答・解説部分はコピーすると、正解の選択肢がわからなくなるなります。(コピーの解像度が高いと、濃さで正答部分が、わかります。)

コピーするのは、「解答・解説編」です。

白黒コピーした「解答・解説編」は、どの選択肢が正解かわからなくなります。また、問題をやりながら正答を確認できるために便利です。問題集では、正答部分が青文字になっているので、一目で答えがわかってしまいます。

時間があるたびに、どうして、その選択肢が正解なのかを考えながら、TOEICテスト新公式問題集を回答する習慣を身につけることがポイントです。リーディングのパートでは、特に、パート5およびパート6に関しては、この勉強法は効果的です。

実際は、英文法の知識や語彙がある程度ある方ならば、パート5とパート6はこの方法だけでTOEIC対策は十分です。疑問点は、お持ちの文法書、たとえば、Forest等で確認して、不明だった点や回答に至る理由などを、コピーした問題集に書き込みます。そうすることで、問題集をテキストとして使うことができます。

パート7は、はじめの一回は、時間通りに解答してください。まず、設問を読んで、何を問われているか、しっかりと、頭に入れます。
それから、本文を読みます。本文(パッセージと呼ばれています)では、メール・広告・通知・記事などが良く問われます。

パート7のパッセージを読み取る基本は、「いつ、誰が、誰に対して、何のために、どんなメッセージを送っているか」ということを考えながら本文(パッセージ)を読むことです。

TOEICがコミュニケーション能力を計測する試験である以上、問題文の5W1Hを明確にし、問題文のメッセージが何を伝えたいかを明らかにすることは当然のことです。

はじめて問題集を解く段階では、まず、設問に目を通します。それから、本文(パッセージ)を読み、設問で問われていることを考えながら、本文を読み込みます。わからない単語は、チェックマークなどをつけて、この段階では飛ばし、答え合わせをする時に、辞書で意味などを確認します。

メールや通知などでは、タイトルや、差出人、日付なども、しっかり見逃さないようにして下さい。

現在、お仕事に就かれている方は、普段のビジネスでの文章やメールを読む時に、相手のメッセージを理解するために、どのように読んでいるかを思い出しながら問題文を読まれると、TOEICのパート7の抵抗感が少なくなります。

まず、「いつ、誰が、誰に対して、何のために、どんなメッセージを送っているか」の何が設問で問われているか、頭に入れて、本文から手がかりを素早く探し当てることが正解を見つけるポイントです。「解答・解説編」を読んで、答え合わせをする時には、わからない単語をしっかりと確認して、少なくとも、1冊を可能であれば、2冊分のTOEICテスト新公式問題集を何回も読み込み解き直しをすることです。

1回目で、解答した時には、必ず、「解答・解説編」で、問題文の日本語訳を読んでみましょう。英語で読んでみると、難しいと感じますが、日本語で読むと意外と簡単です。

パート7の傾向をつかむために、日本語訳もぜひとも、読んでみて下さい。それを、本試験直前に、何度も繰り返すわけです。日本語訳文を読んでいると、TOEICパート7で問われる傾向などが、段々とわかるようになります。

まとめ 

■ 問題集を解く目的は、わからないところで、出題される点をつぶすこと。

■ 問題集を解く時には、常に5W1Hを考えるようにする。

■ TOEIC新公式問題集の日本語訳を読むことも、出題傾向を理解することに役に立つ。

これから先は、勉強が長続きしない方のための、モチベーションアップ方法を考えてみませんか?「英語学習が長続きしない原因はたった一つだけです。これさえ、克服すれば長続きします。

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