メルカリ等のフリマサイトでは大人気のパタゴニアです。
特に、ドラマの中で高橋一生さんが着用したレトロXというフリースは日本全国で品切れ、メルカリでも購入価格以上のプレミア価格でもすぐに売れてしまいます。
パタゴニア製品は商品自体はタフで劣化しにくいのですが、メルカリでは中古で購入した商品を「未使用に近い」とか言って詐欺に近い出品者が本当に多いので、騙されないためのコツをまとめました。
Contents
購入経路を確認
メルカリの商品説明に「購入後、着用回数数回未満のほぼ未使用品です。」と書かれていることがあります。
まずは、購入経路を確認します。
これは出品者に質問をするしかないです。「いつ頃、どちらで購入し、購入後、何回程度と着用されましたか?」とか確認すれば十分です。
この質問にきちんと回答していただければ、出品者の評価を見て、評価が悪くなければ購入します。
回答が「中古を購入」であれば、中古品をメルカリで買って、ほぼ未使用品とか売っている段階でアウトです。
製造年度を確認
購入後はタグにて製造年度を確認します。僕は10,000円以上の商品の場合には、商品を受領して、開封時から動画で撮影します。すり替えとか言われないためです。
パタゴニア製品の場合は商品のタグを確認し、ローマ字2文字の後の数字を確認するだけです。
ITEM:25595FA11だと、2011年度秋の販売となります。
比較的新しい製品ではSTYで始まる数字の下2桁が製造年となります。
これはFA17と書いてあるので2017年秋販売です。
製造年度が2013年とかであれば、いくら使用頻度が低くても、社会通念上、未使用に近い状態とかはありえないです。
重さを計測する
パタゴニアの公式HPにはそれぞれの製品の重さが公開されています。
各年度ごとの商品により重さが異なりますが、現行版のモデルであれば、公式ホームページの特長にて重さを確認することができます。
未使用に使いと記載しながら重量が少なくなっている時は洗濯による磨耗ですから、新品同様とはありえないです。
購入後のクレーム
商品販売ページの状態と実際に受け取った製品の状態に違いがあってもメルカリでは判断しにくいようです。
実際には、使用品販売ページに「未使用に使い」と記載されているにもかかわらず、実際に受け取った製品の販売年度が3年以上前であれば、販売ページにその旨記載されていない限り、クレームしても問題はないと思います。
その時に役に立つ質問が「いつ頃、どちらで購入し、購入後、何回程度と着用されましたか?」なのです。
販売年度と購入年度との差が大きれれば、これは立派な詐欺ではないでしょうか。例えば、「2018年12月にメルカリにて購入後、使用回数は少ないので、状態は良い」と記載すべきを「購入後、数回の着用ですので未使用に使いです。」と書いている方がかなり多いです。
中古品を購入して、未使用に近いはありえません!
僕が経験した事例では、「購入後数回の着用で未使用に近い」使用品を購入しましたが、出品者に確認したところ「昨年メルカリで傷や汚れがない商品を購入ご数回着用した」中古品であると判明しました。メルカリ事務局に相談したところ、最終的には「僕に対しては返金、出品者に返品不要」という結論になりました。
決定打となったのは、上記の方法で確認した販売年度が5年以上前だったことでした。
ということで、メルカリでパタゴニア製品で失敗しないための3つの秘訣をまとめました。
・「いつ頃、どちらで購入し、購入後、何回程度と着用されましたか?」を確認(購入前)
・「タグにて販売年度を確認」(購入後)
・「重さを測る」(購入後)