スクートでは、搭乗当日に空席がある場合にはスクートビズというスクートのビジネスクラスにアップグレード出来ます。ホノルル→関空間はフライト時間が9時間を超えますので、スクートビズだとかなり楽チンに帰れます。
スクートの場合LCCとはいえエコノミーでも、シートピッチ(座席の間隔)は78センチとそれなりに広く快適なのですが、スクートビズのシートピットは96センチ(38インチ)とかなり快適です。シートの幅は56センチ(22インチ)とANAの49センチよりも広いのです。
→スクート、ANA、JALなどのエコノミークラスのシートピッチの比較
スクートビズ、ANA、JALプレミアムエコノミーなどのシートピッチの比較
シートピッチ | 座席幅 | |
---|---|---|
ScootBiz | 96cm | 56cm |
ANA プレミアムエコノミー |
97cm | 49cm |
ANA プレミアムエコノミー |
107cm | 49cm |
スクートビズ
シートピッチ 96センチ(38インチ)
座席幅 56センチ(22インチ)
https://www.flyscoot.com/jp/fly-scoot/onboard/scootbiz
ビジネスクラスとは言っても実際にはJAL・ANAのプレミアムエコノミークラスです。(値段はJAL・ANAのエコノミークラス並みですが!)
参考までに、JAL・ANAのプレミアムエコノミークラスのデータをまとめておきます。
ANAのプレミアムエコノミー
シートピッチ 97センチ(38インチ)
座席幅 49センチ(19.3インチ)
https://www.ana.co.jp/ja/jp/serviceinfo/international/inflight/guide/seat/py-787_9.html
JALプレミアムエコノミー
シートピッチ 107センチ
座席幅 48から49センチ
https://www.jal.co.jp/inter/service/premium/seat/skypremium.html
スクートビズにアップグレードするには
事前に購入よりも、かなりお得な値段でアップグレードする事ができますが、今回はホノルル→関空便を、ホノルル空港でアップグレード出来ましたのでレポートします。
アップグレードを希望される場合は、帰国当日は早めに空港に向かった方がアップグレードの成功の確率は上がります。
僕は搭乗の3時間30分ほど前、搭乗手続き開始の30分ほど前に搭乗カウンターに到着しましたが、すでに20人程度並んでました。
事前にBoad me fastという優先チェックイン、優先搭乗サービスを購入していたので、スクートビズのカウンターでチェックイン出来ます。スクートビズのカウンターでは、一番乗りでした。
→スクートの優先チェックイン・優先搭乗が可能な追加サービスBoard me fast とは?
Board me fastではなくても、普通にスクートビズのカウンターに直接行きまして、その場ででアップグレードをお願いすれば大丈夫なのかと思いますが、Board me fast自体がわずか490円(為替の関係で前後します。)のオプションなのでためらう必要もないのかと。
アップグレードの金額
カウンターで見かけた告知に興奮してしまいました。スクートビズへのアップグレードが一人当たり130米ドル+税金7ドルでできるととのと。
130米ドルはアメックス、7ドル分は税金なのでクレジットカードは使えず現金で支払います。即座に申し込み。
スクートのハワイ便に関しては、空港カウンターでのアップグレードの情報がありませんでした。搭乗前日夜の段階でスクートビズは21席中、16席程度が空席だったので、当日のアップグレードを期待して空港に早めに到着するようにホテルを出ました。
今回はホノルルの空港でアップグレードはすべて埋まった様子でスクートビズは満席でした!
早く到着して正解です。
3人分のアップグレードで44,000円程度払い、無事スクートビズのアップグレードとなりました。事前の購入では、スクートビズは一人当たり片道約18万円位だったので、かなりのお得です。
スクートの場合は残りの座席数で価格を調整してると思うんですが、エコノミーで往復で21.8万円だった時期もありますので、当日アップグレードが一番お得なのかな。
搭乗後にも、サイレントゾーンなどにも空席があり、機内でも告知されていました。
事前に購入した預け荷物や食事などは変換されないので、少し損した気分もしますが、プラス14,000円でのアップグレードはお得を通り越して、超お得だと感じます。
カウンターで支払い後、別のカウンターにて、チェックインとなります。
スクートビズの座席
スクートビズの座席です。
ANAやJALなどのビジネスクラスと比較すると、プレミアムエコノミーのレベルなんですが、ホノルルから関空まで9時間半、ゆったりと過ごすことができました。
ANAやJALなどのビジネスクラスには快適度・サービスでは負けますが、わずか137ドルの追加でコスパ最高でした。
参考まで、成田→台北のアップグレードは7,500円、成田→シンガポール、成田→バンコクまでのアップグレードは15,000円となります。
→ スクートで関空・ハワイを往復した記事の一覧表を作りました。片道ビジネスクラスで一人往復60,000円でした。