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「できる人の英語勉強法」(安河内哲也先生)を読んで英語のリスニング対策を考えてみた。

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僕は英語を効果的に学ぶ方法に関心があります。自分自身、留学経験なし、語学学校もほとんど行ったことはありませんが、TOEIC945(最高)点、海外赴任約4年、仕事で20年以上英語を使っています。

他の方がどのように勉強しているかを調べたり参考にするのが好きなので、英語学習の書籍はよく読んでいます。

「できる人の英語勉強法」での、リスニング対策の基本は、精聴、つまり、音と単語の関連づけをして、聴く力を身につけることと書かれています。

原稿と音声を照合することにより、英語の音を聞き分けられる耳に改造することが、精聴の目的です。

つまり、音と単語が合致して始めて、英語が聞き取れるようになるわけです。← これはとっても重要です。

CNNやBBCやテレビドラマを、ただ聞き取ってわからない部分をそのままにしていくのでは、何千時間聞き続けていても、英語力はアップしません。

精聴の具体的なやり方は、「英語を聞いて、それを書き取る」ディクテーション、最初のうちは、原稿がある教材で、内容の8割程度が分かることが、継続するポイントです。それも、ひとつの教材を繰り返すことが、とっても大切。難しい教材だと、やはり、挫折してしまう。

精聴は100回を目標にできるだけ繰り返す、発音のトレーニングも兼ねているので、ネィティブの音声を徹底的に真似る音読も並行してやると、良いらしい。

基本的なリスニングの勉強法は、テキスト付きの音声教材(Audio Book)、CNNなどのインタビューやニュース記事等を繰り返しやるのがオススメ。

一点だけ、僕との学習法と「できる人の英語勉強法」とで、異なる点があるとすれば、「できる人の英語勉強法」では、発音記号のマスターを推奨し、発音記号の理解がリスニング力のアップに役に立つということ。

僕の英語の発音は、ビジネスで不便を感じなかったので、あえて特別な対策を取っていなかったために、完全な日本人発音なのです。

実際には、これからも発音について大きな不自由を感じることはないかもしれませんが、せっかくなので、この本を使って発音記号をマスターし、音読も積極的に取り入れる必要があるなと感じ、学習を始めました。

あ、何回やっても挫折です。そもそも、発音記号がわからなくても、実務では不自由しないし、喋ってもなんとかなるから、動機がないのです。

何かを継続する上で、動機やきっかけや目的って、本当に重要ですね。

→ 「できる人の英語勉強法」のカスタマーレビュー

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