ネパールで仕事をすると、あまり、大きなカルチャーショックは受けないと思います。
最初から文化的にも、人種的にも、宗教的にも、日本とネパールは、あまり共通点がないからです。
その中で、赴任当時から、不思議に感じた風習の一つが、水の飲み方です。
会議などで、大人数が参加しても、ペットボトルの飲料水は数本です。多くの場合は、コップもありません。
ネパール人はどうやって水を飲むのでしょうか?
ペットボトルを口から離して、口にふれないようにして、一本のペットボトルを何人かが飲みます。
口から離れているとは言え、不潔な感じがして、どうもなじめませんでした。
人の口についたものは不浄だからというヒンズー教の教えみたいなのですが、コップを出せばよいと思うのは僕だけでしょうか。
洗い物が増えるのは確かで、水道水の断水が多いネパールだからという意見もありますが、お茶はカップでどこでもでますから。(笑)
不思議な習慣です。
インドでも同じ飲み方をするようですから、やはりヒンズー教の教えなのかもしれません。
画像は 「インド飲み」のGoogle画像検索結果ページです。
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