社会人の語学留学
社会人の語学留学は対費用効果を考えるとやめるべきです。英語を習得するために留学を考えている方が多いと思います。
金銭的・時間的に余裕がある学生であれば、留学して英語をマスターするのもありなのかなと感じますが、社会人が仕事を辞めて、語学留学をする前に考えなければならないことがあります。
英語ができれば世界が広がり、就労機会も広がるのは事実です。
履歴書に「1年間の語学留学の経験」を書いても、採用する側にとってはあまり魅了的ではないというのが厳しい現実です。
単なる語学留学では履歴書・職務経歴書では単なる遊学やワーキングホリデー的な扱いしか受けません。
単に、仕事が嫌になり、リセットするためには語学留学はコストが高くリスクが高すぎます。英語だけできるだけで仕事の幅は広がる可能性は低いです。
時間とお金を使って1年間語学の為だけに留学するのは無謀です。帰国して仕事を探す時には、キャリアがなければ、確実に年齢が上がり仕事が探し難くなります。
英語力をアピールする簡単な方法
沢山の応募者の中で英語の実力をアピールするには、1年間の語学留学よりもTOEICの点数の方が効果的です。
もちろんTOEICの点数が高くても英語のコミュニケーションが出来ない方もいるのですが、現状ではTOEICの点数が高いと有利です。
TOEICの点数が高くても英語ができない方はいますが、英語ができる方はTOEICの点数が高いです。
実際に企業の求人内容を見ても、英語力の根拠としてTOEICの点数を提示している企業が多いです。
もちろん、海外で異文化に触れ、外国語を習得することは有意義なことです。ならば、語学留学をやめて、大学、大学院、専門学校で学び、英語に加えてもう一つアピール出来る分野を増やしませんか?
専門分野が既にある方の留学は?
例えば、業務での専門分野があって、英語ができればさらなるキャリアアップが出来るけれど、なかなか日本では勉強がやりにくいと言う環境以外の方が、キャリアアップのために語学留学するのはギリギリありなのかなと感じます。
実際には、日本国内で英語をマスターすると良いです。
基礎的な英語力がある方は中学レベルの英語を復習して、いきなりTOEIC対策で良いのかな。730点を超えたくらいから英会話のトレーニングを始めて、最終的には860を目指すようにします。
オンライン英語もたくさんの会社ができたのでかなりレベルが高いと聞いています。
日本国内で英語の環境を作る
海外に留学するよりはコストが低くなります。
例えば、新潟の国際大学のように学内の公用語をすべて英語にした大学、大学院に通うことも考慮に入れるべきです。
経営学の院もありますので、税理士や公認会計士で英語の習得を目指している方には、海外に行くよりも、こちらの大学院を選択肢の一つに入れても良いのかなと感じます。
人里離れた場所にキャンパスがあるので勉強する方には最高の環境ではありませんか!
国際大学 https://www.iuj.ac.jp/jp/