英語を聞くだけで簡単にマスターする方法などありません。
リスニングだけに特化すれば、比較的簡単に低予算で、かなり効果がある方法がありますので、ご紹介します。
なぜ英語が聞き取れないのか
これは単純明快です。
学校英語、英会話学校、まあ、独学の方も含めて、一般的なアメリカ人が喋る英語の早さについていけないからです。
例えば、TOEICの英語の早さは一般的に140-160WPと言われています。体感的にCNNはそれよりも早いレベルですかね。
学校英語、英会話学校の英語はゆっくり、というか遅すぎです。中学や高校の英語教師の英語の早さ(というより遅さ)は明確なはずです。
究極のリスニング対策
まず英語耳を作ることです。僕が採用した英語学習法は極めてシンプルです。
一つのCD教材を購入する。
まずは原稿(スクリプト)を見ながら聴いてみる。
わからない単語は鉛筆でチェックし英和辞典で調べる。(英英辞典だとより良いです。ただし、無理は禁物)
英文を読んでみて、意味を理解する。
とにかく聞く。他の教材は手をつけない。
最終的な目標は、原稿(スクリプト)を見ないでも、CD教材の意味がわかること。
はじめのうちは英語→日本語のプロセスで理解していますが、100回とか聞いていくと、なんとなくイメージで理解できるようになります。(つまり、英語で英語を理解しているわけです。)
わからなければ原稿(スクリプト)を確認し、単語の意味を忘れたら辞書で調べます。
ここまでのプロセスを通勤時間やランチタイムや入浴時間などの隙間時間を使って頑張ってみます。人により差があるかもしれませんが、はじめは60分(1日30分×2回)とします。
これを30日間こなすと、月当り30時間英語づけとなります。
3ヶ月間集中すれば、同じ英語で約90時間もの英語のシャワーを浴びるわけですから、かなりの英語が聞き取れるようになるはずです。
1枚のCDが聞き取れるようになったら、次のCDを探します。早い方で三ヶ月遅い方でも9ヶ月もあれば、TOEICレベルのスピードの英語であれば聞き取れるようになるようです。
この勉強法では単語力もアップしますので!
シャドウイングと言って、音声をそのままリピートして、丸暗記できれば理想です。
教材の選び方
これ重要です。
究極のリスニング対策のCD教材としてはこんな感じで探すと良いと思います。
俳優やスポーツ選手などよりも、ビジネスマンのインタビューやCNNのニュースのまとめなど知的レベルが高い層のほうが英語以外にも学ぶ内容が加わるので良いです。
アメリカ人・イギリス人などのネィティブスピーカーによるナチュラルスピードの音声
英文の原稿(スクリプト)が小冊子などで付属する。
可能であれば、英文の原稿(スクリプト)の日本語訳が付属する
アマゾンで究極のリスニング対策を探してみた
実は僕もビジネスのカリスマ・インタビューズ【CNNライブCD+新書判テキスト】 を使ってました。
こういう教材は自分で探してみて、相性が悪ければ、次の教材を探してみることです。いいなって感じたら、とことん繰り返すことが大切です。
映画好きの方は、映画のセリフ、英語のスクリプト、日本語訳がついた教材なんかも、トライする価値はありそうですね。
ビジネスマンのインタビューやCNNのニュースとかが苦手な方でも、始めやすいですね。
リスニングにある程度の自信ができたら次は英語をしゃべれるように訓練します。