初めての海外出張でも業務が成功するための英会話・英語の対策法をまとめてみました。
海外出張の英会話対策
海外出張が決まると緊張します。
海外に4年弱赴任し、英語を仕事で使って20年以上、海外出張は50回は経験し、TOEICの最高得点は945点ですが、海外出張は不安です。
海外出張の会話パターン
海外出張で使うパターン別に分けて僕の海外出張の対策を説明します。
海外で出張で使うパターンを、
1)初めてあった方との会話、
2)ホテル、空港、入国審査、買い物などの典型的な会話、
3)仕事での会話
の3つに分けて対処法を考えます。
1)初めてあった方との会話
初対面で会った方とは自己紹介からコミュニケーションが始まります。自己紹介ができるようにポイントをまとめてあらかじめフレーズや単語をまとめておきます。
海外出張とは関係なくプライベートな海外旅行で知り合った方が会話する時にも使えますのでぜひまとめおいてください。
そもそも、言葉はお互いを理解するために使われるコミュニケーションの道具ですから、自己紹介つまり自分を理解してもらうための情報は非常に重要です。
名前 どこに住んでいるか 学生時代学んだこと 仕事の内容 家族構成 趣味 好きなスポーツ 宗教(あまり関心がなければこの話題は避ける) 訪問する国のトピック 海外経験
などを単語を中心にあらかじめ覚えておきます。
2)ホテル、空港、入国審査、買い物などの典型的な会話
地球の歩き方などのガイドブックに載っているフレーズを一通り覚えるとこの辺の典型的な会話はマスターできるはずです。
ホテルのチェックインなどは、パスポートとクレジットカードを出して、Check in, please.で済みます。
買い物でも定価販売でスーパーやデパートで買う時には、会話はほぼ必要ありませんので、あまり神経質になることはないと思います。
実際に会話が必要なのはトラブルが起きた時に、自分の思っていることを英語に直せないことだと思います。
英語の実力がない方は、Google翻訳に任せたり、紙にメモを書いてお相手に渡したり、筆談という手段もありますので、臨機応変に対応します。
3)仕事での会話
海外出張で一番重要なのは業務をいかにうまくいかせるかということですから仕事の英語は十分な対策をします。
単語集・想定問答集
まず、出張先でどんな業務が発生するかをあらかじめ整理します。
仕事で使うフレーズは典型的な台詞が多く、パターン化すると効果が高いです。
会議冒頭の挨拶などは、今回の業務で明確にすべき重要な話題などを含めあらかじめ内容を決めておきます。
その業務に合わせた想定問答集を日本語で作り、英訳します。合わせて、英語に即座には直しにくい専門用語などの文例を作ります。
自作した想定問答集・単語集を声を出して読み、日本語から英語に直す練習をします。
時間がなければ、質問状という形で確認するべき事項をyes/noで答える方法など簡単に作ります。(会話の練習にはなりませんが裏技です。)
調査などで海外にいかれるときはこの質問状(英語ではQuestionaryと言います。)方式が便利です。事前に送付しておくとスムーズに調査が進みます。
かなり前の話ですが、通訳の養成講座を受講した時に、有名な国際会議での同時通訳の経験があるプロの通訳の方でも、あらかじめ対象業務に応じた単語集(Groceryと言ってました。)を作り準備すると聞き、この準備方法のヒントにしました。
あらかじめ出張前に事前に練習していることを海外出張で使いますのでかなり役にたつと思います。
という感じで海外出張に出かける時はこの方法で英語の対策を取ってます。