英語の文法は英語学習に必要かを考えてみた。
英語を教えている方、英語を仕事に使っている方の多くが、中学・高校レベルの英文法の重要性を強調しています。実際に、実務で英語を使っている経験から、英語の文法は必要かを考える必要かを考えてみました。
僕自身の経験では、中学校の時の公立学校の英語教師が、「中学の教科書を丸暗記しなさい」と言ってました。確かに、効果の高い勉強法かもしれません。英語を頭にインプット、つまり、頭に英文のストックを貯めていく。教科書の日本語訳を作って、そこから瞬時に英文に変換できれば、英会話の勉強はそれで完了するかもしれません。
日本語→英語の過程は、このテキストの考えと同じだと思います。
実際には、そんなこと出来るくらいなら、とっくに英語が出来てるよ、って感じですよね。教員は覚えろと何も考えずに言うし、そもそも教員だって、勉強できたら、もっと偏差値の高い大学に進学してるはずだよね。（笑）
まったく、再現性がない。
最近、購入した吉越浩一郎氏の「英語をやっていて、本当によかった。―吉越流ビジネスマンのための英語塾」では、大人になってから再度勉強し直すなら文法は必須と著書に書かれています。
僕も経験上感じます。私立文系で受験英語をしっかりやった方は、リスニングをマスターすると、飛躍的にTOEICの点数が伸びたりします。
大人になってから、耳で聞いたり、話するだけでは、きちんと英語をマスターするのは難しいはずです。
文法を学ばずに、どれだけ一生懸命発音を勉強しても、結局は、間違いだらけの英語になってしまいます。
また、「留学しないで、英語の超★達人!―国内でネイティブ並みの英語力を身につける方法」でも、英文法を理解すると実践でも強い、ということが書かれています。
これは、どのようなレベルの方でも、必読の勉強法です。大変な勉強量が必要ですが、僕の経験では、出来る方が実践している勉強法です。一読、と言うより、熟読をおすすめします。
そこで、どうしたら、英文法をマスター出来るかって、ことですよね。僕自身は、中学高校を通じて英語が出来る生徒だったので、なかなか難しい問題です。時間は必要だけれでも確実な方法は、NHK講座のもっとも簡単な基礎英語講座を、はじめること。出来るならば、回数が多く、毎日勉強できるので、テレビよりも、ラジオ講座がよいと思います。
英語学習初心者の段階では、英語になれることや英文法の基礎を固めることが目的ですので、会話重視の講座よりも、英文法に特化した授業よりも、硬派な内容の基礎英語講座をおすすめします。
コスト・講師陣の実力・おもしろさ・テキストの質、に関してはNHKの講座は最高です。NHKの教材では、ペースが間に合わないとお考えの方は、アルク、公文式、旺文社、Z会等の有名どころであれば、どこでも良いので、一番簡単な問題集を繰り返してください。もちろん、英検4級とかの対策でも、大丈夫です。
このレベルでは、英会話を楽しむ英語力には到達していないので、会話にこだわらない方が、将来的に良いと思いますが、CD教材の方が、楽しいので、ぜひともCDが付属した教材を探してください。
英検2級に合格出来るレベルまで到達しますと、音声によるインプット教材に勧めるのかなって、感じます。英検2級に合格の段階から、すこし、英語が出来る実感が起きますかね。ただ、パターン化された表現を、自分から言うだけの、レベルですが、積極的に英会話を楽しんでください。
区・市町村でやっている講座で、高額ではない講座があれば、参加しても良いかな。英語力アップと言うより、楽しさを味わうのが目的でね。
コツは、焦らないこと。
大学受験では、予備校の授業＋予習＋復習で、英語だけで一日最低3時間の勉強を、一年間続けていました。僕は中学・高校・大学受験・実務で英語を使っていますけど、日常会話や映画の英語には不自由します。ま、自分のビジネス分野でのは問題ないですけどね。
大学受験で英語をしっかりと学習された方は、その時の教材を使って復習する。それから英語学習を始めると効率がいいです。
かつて半年間の準備だけでTOEIC945点をゲットした時の勉強法をまとめて、英語学習のページをまとめてみました。
→ 英検3級の英語初心者がTOEICで730点ゲットするための攻略法をマニュアルにしました。
