レビュー

コットン、メリノウール、ヒートテック等の洋服の素材別の快適度をまとめてみた。

素材別の快適度

旅のアイテム、海外赴任時の経験、日常の生活で、考察した素材別の快適度をまとめてみました。

当然と言えば当然ですが、軽く、寒暖の調整ができて、チクチクなど不快な要素がなく、汗が乾きやすく、洗濯も楽というのがベストな素材です。

コットンなど素材別の快適度

ここまでこだわる必要もないかもしれませんが、コットン100パーセントが下着として最適であるという考えは過去の遺物です。

ヒートテックも世間の評判ほどに機能的で暖かくはないということがわかりました。ヒートテックは汗が引かずに不快なくらいの素材です。

綿100%

着心地はとっても良く、汗も吸収してくれるのですが、コットンは乾きにくいので、汗をかいた後は、体が冷えやすく不快である。(経験済み)

夏にどうしても綿100%のポロシャツなどを着たい場合には、コットンの下に汗を吸収して乾きやすいこんなインナーを着ると不快さは低くなります。

ユニクロのスピーマコットンは軽くてコットン100%の割にはすぐに乾く。

ヒートテック

汗をかくとヒートテックが発熱する。汗をかかないときには暑さを感じない。

レーヨンが含まれているために汗が乾きにくい。

汗をかくと暑くなり、冷えると発熱が止まるが、レーヨンが含まれているために汗が乾かず、体が冷える。運動やスキーや登山などには、ヒートテックは向いていない。

汗をかくと熱くなるために夏には不快な素材であり、即乾燥性が低いので下着としては不向き。

エアリズム

即乾燥性が高く、乾燥という点では、ベースレイヤーには向いていると思います。ただ、保温性がないので、暖か目の洋服と一緒に着れば良いかもです。

メリノウール

汗をかいてもすぐに乾く。臭くならない。コットンよりもかなり軽くさらっとしている。

ウールメリノウールは明らかに違います。ウールの中で、素材を厳選し、特に選ばれたウールだけがメリノウールとなります。

メリノウールは、冬暖かく、夏は汗の乾きが早く快適、汚れにくく、臭くなりにくいという利用的な素材です。

良い点は色々とあるんですが、価格が高いというデメリットがあります。アイスブレーカーのTシャツでも、8,000円以上します。モンベルからはメリノウールはインンアーがメインで、一枚で着れるTシャツはほとんど扱ってないような気がします。

あとは洗濯の際に、ウール用の中性洗剤を使う必要があります。(アイスブレーカーだけは、普通のアルカリ性洗濯洗剤で洗えます。)

→ ミニマリストではありませんが、メリノウールで洗濯からかなり解放されました。

ジオライン

モンベルが開発・販売している即乾燥性、保温などの特徴がある優れた素材です。ちなみにポリエステル100パーセント。

空手をやっている娘が練習するときにジオラインのTシャツを空手着の下に着て練習をしています。

エアリズムだと、空手着の下が汗でベシャってなり不快だけど、ジオラインは汗をかいてもすぐに乾いて、気持ちが良いと言っています。実際に、ジオラリンの下着は活動をやめて5分もすればスカーって乾いてますが、その上の空手着は濡れているという不思議な現象が起きます。

僕はジオラインのタイツを履いていますが、暖かさという点では最高です。暑い時期の経験はないために、帰国時にトライする予定。でも、膝丈のニーロングタイツ(クールメッシュ)を履いていますが、汗はすぐに乾燥し、ズポンがさらっとして快適です。

→ わきの下の臭いが気になる方、ジオラインL.W.VネックTシャツを着てみてください。

ダウン

軽くて、暖かく、昔に比べて価格も1/10になっているので、秋から冬にかけては、最高の素材です。

欠点は雨に弱いことと、汗が外に出にくいことです。

よくわからずに、ゴアテックスのジャケットの下にダウンを着て、全然汗が乾かないと感じていた頃を思い出します。コットンの下着を身につけていたので、汗が乾くはずもありません。(笑)

僕のオススメは襟がついていないラウンドネックのインナーダウンです。このインナーダウンを着ると、軽く暖かく、コンパクトで、快適すぎて、他のダウンは着れないかもしれません。

海外旅行で飛行機に乗る時もウルトラライトダウンは軽くコンパクトにたためますので防寒対策にオススメです。

→ 日本人の99%が誤解!快適な機内の服装。海外35か国・国際線200回の経験から

ユニクロのVネックのダウンのベストは夜寝る時にパジャマの上に着ると暖かいですよ!

フリース

フリースは暖かく、軽く、冬の防寒着としては便利です。風を通すので、上にナイロンのパーカーを羽織れば、暖かさが増します。

ダウンに比べてコンパクトになりにくいという点がデメリットなのでしょうか。フリースの下に着た洋服や下着に汗がこもりにくいという点がダウンと比べて優れています。

ユニクロからパタゴニアまで多くのメーカーがいろいろな価格帯でフリースを販売しています。僕は薄手はモンベルのシャミース、厚手はノースフェイスのフリースを愛用しています。

アウトドア系のフリースは、体を動かすのが楽で、特に腕の上げ下げが楽で、ユニクロの製品とは暖かさが違います。

モンベルシャミースをユニクロよりもお勧めする3つの理由

error: Content is protected !!