想定外の寒さと電気・ガス不足
ブランドやデザインや品質にこだわらなければ、ネパールでも生活必需品のほとんどが手に入ります。
あまりお店は知りませんが、Bhat Bhateniというデパートに行けば結構なものが購入できるわけです。
Bhat Bhateniに関する記事
想像以上に寒かったというのがカトマンズの冬の印象です。昼間は風もなく暖かいのに夜になるとガクンと気温が下がり、氷点下になることもあります。
停電が長くガスストーブを使っている家が多いにもかかわらず、ガス不足(2015年10月から2016年3月まで供給がストップしていました)により、ガスストーブも使えないので、防寒用のアイテムは必要です。
昼間の時間帯でも、日が当たらない事務所は冷蔵庫並みです。空調や暖房がある事務所なんかほとんどないし、あっても停電で使えませんよ。
現地でも普通に買える防寒具
ダウンThe North FaceやMarrotの本物は日本より安め、コピー商品であればかなり安く購入できます。ユニクロのウルトラライトダウン的な薄手のダウンで安いタイプは手に入りにくいです。
フリース
日本からThe North FaceとUNIQLOのフリースを持ってきました。ブランドにこだわらなければ、タメルで普通に買えます。
安物のフリースとアウトドアブランドのフリースは実際に着てみるとかなり違います。
・アウトドアブランドは立体裁断で体が動きやすくなっている。
・ポーラテックなどの繊維を使っているために暖かい。
・透湿性(内側からの汗などが抜けやすい)が高いために快適である。
厚手の靴下
カトマンズのモンベルで2,000ルピーくらいで買えます。トレッキング用で探せば、タメルでも買えると思いますが、日本でヒートテックの靴下を買うほうが安いですね。
日本から持ってきてよかった防寒具
羽毛布団 100均で圧縮袋を購入すれば、ぺしゃんこになってスーツケースに入ります。
ネパールの布団は何となく嫌ですね。埃まみれですね。
ヒートテックの下着 カトマンズでも手に入りますが、日本で購入するよりも品質が悪く、高かったりしますので、ヒートテックなどの靴下、タイツなどは助かります。
2016年12月追記
ヒートテックの下着は確かに暖かいです。
ヒートテックの暖かさは水分を発熱するわけで、つまり汗をかいたときに、ヒートテックの繊維自体が熱くなります。
汗をかくという状態は、そもそも体が熱くなっているわけですが、そこでさらに暑くなり、汗をかく。そうするとヒートテックが汗で濡れてしまうわけです。
ヒートテックがすぐに乾く繊維であれば良いのですが、中に含まれるレーヨンという成分が汗を乾きにくくしています。
汗をかく→ヒートテックが汗で濡れる→ヒートテックが乾かない→体が冷える
という悪循環になります。
寝るときにヒートテックを着て寝ると、夜中に汗で体が濡れて、目が覚めていたのも、ヒートテックのレーヨンが原因でした!
いわゆる「汗冷え」がない繊維がないかといろいろと調べたところ、メリノウールという素材を知りまして、今ではすっかり愛用しています。
使い捨てカイロ 日本ではスキーなどに行く以外は使ったことがないので、帰国時にも購入はしなかったのですが、なめてました。これは足用・貼るタイプ、多めに持ってくるべきでした!
サーモスの水筒
停電になると電気ポットでお湯が沸かせないので、サーモスのポットにお湯を入れておくと便利です。
湯たんぽ
Bhat Bhateniデパートでも買えるのですが、水枕タイプの湯たんぽです。確かHot Water Bagとかいう名前です。やはり、日本製の硬いプラスチック製の湯たんぽのほうが安心かな。
防寒関係ではこんなアイテムが役に立ちました。
ネパールで買ったアイテム
フェルトのスリッパ
お土産物屋さんに売っていますフェルト素材のスリッパは軽くて暖かいです。
これは600ルピーくらいのスリッパですが、底の部分もフェルトなので、フローリングでは滑りますので、危ないです。
ソールが革で作られたサンダルは滑らないのですが、1,500ルピー程度とネパールでは高額です。ユニクロなんかで暖かいスリッパが1,000円以下で売られていますので、あんまり魅力的ではないですね。