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2016年の冬は昨年に比べて楽です。
2015年10月から半年ガソリンの供給が止まった
2015年(去年)の10月以降、ガソリン、石油、調理用ガス(LPG)の供給が完全にストップしてしまいました。
2015年10月から2016年3月までに、ガソリンスタンドで正規の価格で給油できたのが、わずか2回でした。
ブラックマーケットで闇のガソリンを、350ルピーから600ルピー程度で購入し、停電も多く、身も心も寒―い半年間でした。
2016年11月現在停電はありません。
一時帰国からカトマンズには11月上旬に戻りました。本来であれば、週に80時間程度の計画停電が予定されているこの時期ですが、停電がありません。
電気があると暖房(エアコンなど)、湯沸かし器、電磁調理器を自由に使え、冷凍庫も心配なく使えます。
一国の首都でありながら、残念なインフラのカトマンズですが、電気があれば、意外と不便を感じません。
→ カトマンズの計画停電についてはこちらの記事を参照ください。
冬のカトマンズは寒い
カトマンズの緯度は那覇と同じくらいだと言われています。本来であれば、亜熱帯気候で冬も温暖なはずです。
1,300メートルの高地でかつ四方を山々に囲まれた盆地であるために、冬の時期(特に12月から1月)はかなり冷え込みます。
出典 http://www.tenki.jp/world/4/98/44454.html
出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%88%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%BA
寒さは12月中旬から1月にかけて厳しくなり、時には最低気温が氷点下になることもあります。ちなみに、一般的なネパールの家庭では暖房器具はありません。
また、一部の高級ホテルを除きカトマンズ以内のホテル・ゲストハウスには、暖房器具はないどころか、寝具も毛布が一枚だけだったりします。
発電機がないホテルは停電時にお湯のシャワーすらない場合も結構ありますので、しっかりとした防寒対策が必要です。
カトマンズの防寒対策
手軽にできる防寒対策
寝袋
寝る時用に寝袋を持参する。寝るとき以外であっても、足を寝袋に入れて、こたつ代わりに使うこともできます。
ダウン
ネパールの建築物は本当に寒いので、室内でもダウンがあれば、暖かく過ごすことができます。
寝袋もダウンもカトマンズ市内のタメルという地区で購入できますが、品質が悪い獣臭いダウンもありますので、お気をつけください。
ダウンも寝袋も4,000ルピー(約4,000円)程度で買えます。
→ 寝袋や他のアウトドア用品の値段につきましてはこちらの記事にまとめました。
防寒用下着・上下
長袖・タイツがあればかなり寒さをしのげます。日差しが強いので昼間は暖かいので、経験上、汗の乾きが良い下着が良いです。
ヒートテックも良いのですが、汗が乾きにくく、暑いときには暑くなりすぎるので、他の化学繊維やメリノウールなどが理想的です。
→ メリノウールのアンダーウエアについて
ホカロンなど
靴下用、貼るタイプ、夜になって持ってきて良かったと実感できるはずです。
マフラーなど
足首・手首・首を暖めると効果的に暖かくなるそうです。レッグウオーマーやネックウオーマーなど、軽くて便利です。
寒いときは、汗がこもらないように、重ね着するにつきます。
僕の寝るときのスタイル
それでも寒いときには、薄手のフリースの上下をきます。