2019年11月追記 iOSでは使えません。
HISモバイルから2018年7月に発売された世界75カ国で使える「変なSIM」というSIMカードをグアムにて2018年8月に使いました。
「変なSIM」は、通常のSIMカードとSIMカードに貼って使うシールタイプの2種類が販売されていますが、今回は通常のSIMカードを購入しました。
搭乗までに、「変なSIM」の設定が必要になります。
「変なSIM」の購入から設定まではこちらの記事にまとめました。
搭乗までに済ませたこと
・「変なSIM」の購入 1,069円（税込）
・プランの購入 24時間500円（非課税）
・搭乗後にSIMカードの入れ替え
・プロファイル（格安SIMを使っているため）の削除
・帰国時にプロファイルをネット環境なしでインストールするための用意。
→格安SIMを使っている方は日本帰国時にネット環境がないと格安SIMでデータ通信ができませんが、この方法を使えばwifi環境がなくても、帰国時にネットに繋がります。
・機内モードに変更
「変なSIM」が到着後に、プランの購入をします。プランは現地到着後、「このプランを使う」をクリックしてから24時間ごとに日数が計算されますのでご注意ください。今回は4日間のプランを購入したので、2,000円となります。
グアム到着後
機内で機内モードを解除し、データ通信が開始するか待ってました。今回は購入時からSIMフリーのiPhone7とiPhone7 Plusの2台に「変なSIM」を入れました。
入国が終わり、空港にてピックアップの車を待っている時に、iPhone7は無事つながりました。一方、iPhone7 Plusは何をしても、「ただいまオフラインです。」という表示が出て、ネットにはつながりませんでした。
iPhone7 Plusがネットに繋がらない原因はわかりませんが、ホテルにてwifi環境で無事つながりました。
テザリングはできるか？
変なSIMではテザリングはできません。
変なSIMはどこの通信会社？
香港のThree（３）Mobileという通信会社の回線をグアムのDocomo Pacificにて、ローミングで使っています。宿泊したOutriggerホテルのプールでつながりにくかった以外はどこでも快適に使えました。
Three（３）Mobile https://www.three.com.hk/
ネットに繋げた途端docomoから香港のプロバイダー経由で不正アクセスがあったという警告が来ました。また、Googleで表示される広告（アドセンス）が香港の広告となりました。
変なSIMの速さは？
グアムではLTEがつながり、7Mbbsから9Mbbsで安定していました。決して速い速度ではありませんが動画を見ないので不自由は感じません。使用開始後、200MBを超えるとその24時間は通信速が遅くなります。
青枠は通常のスピード、赤枠は200MBを超えて低速の時のスピードです。
グアムに関しては低速と言っても2.5Mbbs出てましたので、ネットの閲覧やLINEなどでもストレスは感じないレベルだと感じました。
変なSIMの費用
2018年8月4泊5日の旅行で、変なSIMカード1,069円（税込）、4日間データプラン2,000円（非課税）の合計2,069円でした。
イモトのwifiを4泊5日で借りる
3Gでオプションを一切つけないで5,440円（税込）
4Gでオプションを一切つけないで8,440円（税込）
wifiは設定が簡単で複数のスマホで使うことができます。離れた場所で別々には使えませんので同じ場所で複数台使いスマホの設定が苦手な方にはＷｉｆｉレンタル
がおすすめです。
変なSIMを使った感想
・低速時でも満足できる安定さ
・設定やプラン購入時の連絡等に不安を感じた。
・変なSIMを入れた2台のうち1台が同じ環境で設定したのにネットに繋がらなかった。
・24時間で500円という設定はAirSIMなどに比べて高額な気もしますが、日本語でサービスを受けられる安心料だと思えば納得できます。なお、AirSIMのグアムの値段は1日あたり5.72米ドルであったので、使いませんでした。
・サービス対象国が75カ国 https://his-mobile.com/plan/sim-overseas/hennna-sim/
・アジア周遊であればこちらのSIMカードの使い勝手が良いのですが、変なSIMは何度も使えるというメリットが大きい
・設定が複雑で面倒くさいので、苦手な方はＷｉｆｉレンタルも考慮に入れるべきなのかな。
・グアム空港にて20ドル（4日間）のSIMカードも購入したので比較記事を書く予定
