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世界最悪の空港トリブバン国際空港
トータルで35国以上訪問してますが、トリブバン空港(ネパール)は空港として機能しているとは言い難く、入国・出国ともにかなり不便です。
実際に、The guide to Sleeping Airportというサイトで毎年恒例の世界最悪の空港を発表していますが、2015年の結果ではトリブバン国際空港はワースト第3位に選ばれています。2014年の結果でもワースト第3位でした。
・最悪な空港トップ10
1. ポート・ハーコート国際空港(ナイジェリア・オマグア)
2. キング・アブドゥルアズィーズ国際空港(サウジアラビア・ジッダ)
3. トリブバン国際空港(ネパール・カトマンズ)
4. タシュケント国際空港(ウズベキスタン・タシュケント)
5. シモン・ボリバル国際空港(ベネズエラ・バルガス)
6. ポルトープランス国際空港(ハイチ・ポルトープランス)
7. カブール国際空港(アフガニスタン・カブール)
8. タンソンニャット国際空港(ベトナム・ホーチミン)
9. ベナジル・ブット国際空港(パキスタン・イスラマバード)
10. パリ・ボーヴェ空港(フランス・パリ)
(出典 http://www.sleepinginairports.net/2015/worst-airports-world.htm )
トリプバン空港外観
トリブバン国際空港に到着
飛行機から降りたあと、空港を出るまでがストレスが溜まります。タイ航空で入国することが多いのですが、飛行機を降りて、飛行機からイミグレまで徒歩で向かいます。
時間帯にもよりますが、TG319便でバンコクから入国する時間帯はのイミグレはかなり混んでます。到着後にビザを申請する方は1時間以上は覚悟してください。
イミグレからでたあとでなぜか金属探知のチェックがあります。イミグレには外交官等用のレーンがありますが、ここにはありません。
預けた荷物は一つのターンテーブルに複数のフライトが重なって回っています。ターンテーブルは2つありますが、出てくるまで、どちらから荷物が出てくるかわかりません。
モニターでフライトナンバーとターンテーブルの番号が表示されているにはされているのですが、出てくるまで表示されなかったりします。
完全なネパール体質、最低
ここは足の踏み場がないくらい混んでるときがあります。
税関はノーチェックです。
こんな感じで入国が完了!
空港の施設内に、SIMカードの販売、両替、タクシーの手配があります。トイレは空港から出て建物を背中に左側です。かなり汚いので息を止める必要があります。
タクシーカウンター
カトマンズの場合には治安が良く流しのタクシーもそれなりに安心ですが、事前にホテルに送迎をお願いするのが無難かと思います。
SIMカード
タクシーカウンターの左側にSIMカードの販売所があります。最近はNcell(という携帯電話会社)のカウンターしかないようですが、ネパールテレコムが無料でSIMを配っていたりします。
購入は入国後でもできますが、時間に余裕があればここで買うのが良いです。
→日本のアマゾンで購入できるSIMカードを使ってネパールで通信することができます。日本でも設定・テスト通信ができるのでオススメです。
国内線に乗り換え
国内線ターミナルまで歩いて10分弱かかります。
→ 国内線ターミナルにつきましてはこちらの記事こちらの記事にまとめています。
トリブバン国際空港から出国
入国に比べて感じるストレスは少ないと思います。
余ったネパールルピーは空港内のカウンターで米ドルに再両替することができます。パスポートとルピーに変えた際の換金証明が必要です。ただし、ドルの現金がなかったり、理由はわかりませんが、換金を断れることもあります。
ネパールルピーはネパール国外ではドル等に両替不可能です。空港内にはATMは無かったと思います。
チェックインカウンター
タイ航空のカウンターは一番左
ビジネスクラス・スターアライアンスゴールド会員向けカウンターは左端
航空会社のカウンターにチェックインして、二階に上がってイミグレーションです。
こちらは外交官・国際機関勤務者・外国政府機関勤務者のためのレーンです。
トイレが恐ろしく不潔で紙や石鹸がないので、なるべく搭乗までトイレを使わないことが精神衛生上、オススメです。
イミグレが終わったあとで、売店などがあります。高いですが、ここで購入したミネラルウオーターは、セキュリティチェックに引っかからずに、機内に持ち込めるようです。
今のところ2回ともオッケーでした。
セキュリティチェックが終わって、搭乗ゲートに向かうわけですが、どこかよくわかりません。いつもBangkokとか言って確認しています。タイ航空に乗るときは座席からタイ航空の飛行機が見えるように待ってます。
タイ航空に搭乗する時は、タイ航空の飛行機を探して、その近くで待つようにしています。
椅子はきしむ、トイレは汚い。世界最悪の理由もわかりますね。
イミグレーション通過後、待合室があります。パン、コーヒー、水、お土産などありますが、カトマンズ市内の数倍の価格ですから、見るだけに済ました方が良いですね。
イミグレの後で、セキュリティチエックです。いつも長蛇の列です。
ビジネスクラスでもスターアライアンスゴールドでも、優先搭乗がない珍しい空港です。(優先搭乗がある時もあるのですが、我先に乗る方が多いので、機能していません。)
ここも最低ですが、タイ航空のラウンジもあります。こちらのプライオリティ・パスのラウンジの方がトイレもあり、料理も豊富でおオススメです。
残念なことに、ここのラウンジを出てから、セキュリティチェックを受ける必要があります。日本のゼネコンが設計したようですが、設計者は旅行をしたことがないのかな。
トリブバン国際空港はそんなに酷いのか
ネパールを訪問する観光客の数が多いのにもかかわらず、空港がしょぼいから、最悪って感じる人が多いんですかね。
世界最貧国のひとつですから、空港が最悪なのはしょうがないのですが、もう少しツーリストの立場になって観光に力を入れたら良いのではと、常々感じております。
トリブバン国際空港にはラウンジを除きにwifiはありません。(トリブバン国際空港 wifiで検索される方が多いので追記しました。)
トリプバン空港関連記事
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→トリプバン空港(カトマンズ)プライオリティ・パスラウンジ
→トリプバン空港(カトマンズ)国内線ターミナル、写真で搭乗までを詳しく解説
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→トリプバン空港のタイ航空ビジスクラスラウンジには致命的な問題がある。